猫の日 

2022年2月22日

2月22日はにゃんにゃんにゃんの語呂合わせで猫の日です。

本日2022年2月22日は、2が6つも並ぶ100年に1度のねこの日、これを越えるのは200年後の2222年2月22日とのことなので、私たちが生きている間で一番2が多く並ぶ日と言えます。

さて、人の生活に大変身近な猫ですが、以前に「野猫」という単語を聞いて「野良猫と違うの？」と思っていたのを思い出し、少し猫について調べてみました。

ネコ（猫）は、広義的にはヤマネコやネコ科動物全般を指し、狭義には食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコ（ヨーロッパヤマネコ）が家畜化されたイエネコに対する通称です。一般的には、イエネコのことを指していることが多いと思います。

人間の生活に身近なイエネコ、定義は諸説あるようですが、お家で飼われている間はイエネコ、人間の生活圏に依存して生活していて特定の飼い主が存在存在しないものを「野良猫」、人の生活圏から離れて野生動物となったものは「野猫」と呼ぶようです。

2021年12月に一般社団法人ペットフード協会が出した、令和3年全国犬猫飼育実態調査結果では、猫の推計飼育頭数は2013年以来ゆるやかに増加しており894万6千頭となっているそうです。なお、この数字には外猫は含まれないとなっていました。外猫の定義については特に明記されていませんでしたが、恐らく野良猫や地域猫のことを指していると思われます。

では日本の野良猫生息数についてですが、日本全国での調査数などについては見当たりませんでした。東京都による平成29年度の調査では、東京都内に約10万頭と推定されているそうです。

これらの野良猫については、野良猫と共存するような試みとして管理者の存在する「地域猫」としての保護する活動等も行われております。

さて、あまり普段の生活で身近ではないけれど問題になっているのが「野猫」です。

野猫は、再野生化してしまった猫で、野外でどんどん増えて大きな被害を与えてしまうことが問題になっているそうです。現在離島などで特に問題になっており、小笠原諸島や奄美大島、西表島等では希少種が野猫に食べられてしまうなどの深刻な被害を与えており、ノネコは世界や日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

イエネコは人間の良きパートナーとして古くから飼育されてきました。野猫・野良猫ももとは家で飼われていたイエネコです。こういった問題もあるということを、今一度知っておくのは大事なことだとおもいました。