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株式会社興栄社

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3分スピーチ紹介

校正の語源

2022年1月11日 

 「校正」という言葉には、なぜ学校の「校」の字がつくのか?

そもそも校正は「文章等を比べ合わせ、誤りを正す」 という意味です。

語源は「木」と「まじわる」を表す漢字の組み合わせ。

交は人が足をクロスして座ってるイメージ

つまり木で人を縛る刑具の意味から転じて柵などの意味に転換
軍の駐屯する所では柵を設けて進入を防ぐ。このような軍の駐屯地・宿泊所や、またそこに住まう指揮官のことを校という。校尉(こうい)・将校という語はこれに由来する。

一方のこの「?の形」は線が双方向から交わるイメージである。Aという物とBという物を互いに見比べて正しいかどうかを調べるという意味が派生した

「正」は「ただしい」という意味の漢字。
語源は「城郭(壁)で囲まれている都」と「足」の組み合わせ。
その都を攻め入ることを表します。
それが正義なので、「ただしい」という意味になった。

二つを合わせて、「比べて正す」という意味になる。

よって、何か正しいとする拠り所がないとできない行為です。
校正は本来は原本と比べるものですが、現在ではほぼ原本そのものを正すこと、と意味が変化してきているようです。
デジタル時代に誤植などありえないからの様ですが、こちらとしては困ったものですよね。

この校正、 集中力がある朝にやるのがおすすめのようです。

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